五城目第一中のエコキャップ活動に、東電化工業が秋田ノーザンハピネッツ観戦チケットを寄贈

2025年12月15日 2025年12月15日

2025年11月27日に、五城目町立五城目第一中学校の生徒会の皆さんが、開発途上国の子どもたちのワクチン接種に役立てるため、校内や地域で呼びかけを行ってペットボトルキャップ回収活動を行い、秋田ノーザンハピネッツのエコキャップ運動に提供しました。

27日の贈呈式では、生徒から東電化工業株式会社の沢口茂幸常務取締役に、昨年の50.7kgの倍以上となる、17袋約113kgにも上るキャップが贈られました。

プロバスケットボールの秋田ノーザンハピネッツのオフィシャルパートナーである東電化工業は、2021年からホームゲームの試合会場などでペットボトルのキャップ回収に力を入れています。

この活動に感謝し、エコキャップ運動のサポート企業である東電化工業は、秋田ノーザンハピネッツと共に、12月13日、14日に開催される秋田ノーザンハピネッツの試合観戦に、五城目第一中学校の生徒全員を招待します。

五城目第一中学校の生徒会執行部代表は「生徒会では昨年に続きペットボトルキャップ回収を行いました。地域の人々の協力もあり、昨年の50kgを大きく超え今年は113kg集めることができました。世界の支援活動に使われることがうれしいです」と挨拶。

五城目第一中学校の相馬仁校長は「『思いは招く』『念ずれば叶う』という言葉があります。このエコキャップ運動は生徒会が中心になって行っている活動ですが、地域の方々の協力もあり今年は約113kgものエコキャップが集まりました。このキャップは世界の発展途上国の支援に役立ちますが、五城目町から世界へと、人と人とのつながりの輪が世界へ広がります。秋田ノーザンハピネッツの水野社長は2008年から、秋田にプロバスケットボールチームをつくるために動き続けました。当時は『秋田では難しい』といった空気もありましたが、その中でも決して諦めずに活動を継続し、今では大きなチームへと成長し、地域に貢献する企業に発展しています。皆さんも夢にあきらめず、困難に立ち向かい、乗り越える力をもってこれからも歩んでいってほしいです」と話しました。

東電化工業の沢口茂幸常務取締役は、「東電化工業は大仙市協和というところにある会社で、本業は、通信関係や家電、車などに入っている部品などを作っています。4年ほど前からSDGs活動としてエコキャップ運動をしています。今年は113kgと量がすごく多くて、五城目第一中学校がとても活発に、自ら考えながらエコキャップ運動を行っていることがわかります。12月13日、14日の試合にはぜひいらしてください。継続は大事だし、輪を広げることも大事だと思います」と話しました。

秋田ノーザンハピネッツの水野勇気代表取締役は「エコキャップ運動はオフィシャルパートナーである東電化工業がやり始めて、ハピネッツが賛同して一緒にやり始めた活動です。自発的に行っているエコキャップ運動がうれしいです。去年の50kgの時もすごいな、と思っていましたが、今年の約113kgは、本当にすごいです。学校での活動が地域やさらには海外にまで広がる活動だと思います。今日は元田選手とビッキーも来ていますが、元田選手もきっと活躍してくれると思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。」と話しました。

秋田ノーザンハピネッツの元田大陽選手（背番号12番）は、「積極的なエコキャップ運動の参加、ありがとうございます。五城目町は2023年に豪雨災害に遭われ、今年は川が氾濫するなど大変な状況だったと伺っています。それでも勉強やスポーツを頑張りながらもこのような活動をしていただき、感謝しています。12月13日、14日のホームゲームでは応援してもらえるとすごく力が出るので、応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします」と五城目町の大雨災害にも触れ、試合での応援を呼びかけました。