高卒採用の求人票公開直前!「高卒就職フェア2025」密着レポート

 

2025617日(火)、ANAクラウンプラザホテル秋田にて、秋田商工会議所と秋田労働局、ハローワーク秋田、秋田県地域振興局、秋田市、秋田雇用開発協会の共催による「高卒就職フェア2025」が開催され、見学・取材させていただきました。当日は、県内の高等学校17校から令和8年春に卒業予定の高校3年生273名と、高卒採用を予定している県内企業70社が参加しました。イベントでは、「採用予定企業による自社PR」や「社会人からのメッセージ」も行われ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 

 

採用予定企業による自社PRのコーナーでは、株式会社秋田キャッスルホテル、ベスタス・ジャパン株式会社、丸果秋田県青果株式会社、猿田興業株式会社、株式会社東北用地測量社がそれぞれ自社の魅力や事業内容について紹介しました。

 

 

また、「社会人からのメッセージ」では、株式会社清水組の尾張さんが登壇。尾張さんは高校生に向けて、「日々、コミュニケーションの大切さを実感している。相手の話をしっかり聞き、自分の考えを分かりやすく伝えることを意識しながら学生生活を送ってほしい」とアドバイスを送り、これから就職活動に臨む生徒たちを力強く励ましました。

 

 

  • 高校生より

・土木系を希望していて、現段階では何社かで迷っていますが、将来やりたいことがあるので、それにつながる仕事がしたいです。

・県内での就職を希望していて、できれば自宅から通える企業に就職したいと思っています。

 

  • 企業の担当者より

・ブースで親会社の名前を伝えると、高校生たちは初めて知った様子でした。

・近年、短いスパンでの転職が主流になっていますが、やはり長く働いてほしいです。

・福利厚生や会社の雰囲気をアピールして、安心して長く働ける環境を伝えています。

 

  • 引率の先生より

・就職希望の生徒たちは、県内志向が多いです。自宅から通える会社で安心を求める点もあるのでしょうが、純粋に秋田が好きなので県外に出る必要性を感じていない生徒も多くいます。

・現在の時期、生徒たちは昨年度の求人票を参考にしながら、志望する企業を34社程度に絞り込んでいます。間もなく高卒採用の新しい求人票が公開されますが、応募前職場見学や本日のような合同企業説明会に参加したりして、応募前に自分の進路について再確認しています。

 

 

会場は活気にあふれ、各企業の採用担当者は隣のブースの声に負けないよう、大きな声で自社の魅力を伝えている姿が目立ちました。

生徒たちは関心のある企業のブースを次々と訪れ、担当者の話に笑顔で応えたり、真剣な表情でうなずくなど熱心に耳を傾けていました。

 

71日からは高卒採用の求人票が公開され、いよいよ本格的な就職活動が始まります。

高校生の皆さんが自分にぴったりの企業や職業に出会えるよう、心から応援しています。

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