「地元企業の魅力ハッケン! 秋田地域企業ガイダンス」の見学レポート

2021年11月26日(金)にパーティギャラリーイヤタカで行われた、秋田県秋田地域振興局主催の「地元企業の魅力ハッケン! 秋田地域企業ガイダンス」を見学・取材させて頂きました。このガイダンスは、職業や職種を知ることで自分の進路を明確にし、就職時の選択肢を増やすことや、就職後のミスマッチによる早期離職 を減らすことを目的に、毎年開催されています。
当日は午前と午後あわせて62社の企業と、県内高等学校8校の高校2年生415名が参加しました。ガイダンスが開催されるこの時期は、高校2年生が進路を考え始めたり決定したりする時期と重なる事もあり、みんな真剣な表情で臨んでいました。
この日は対面形式で行われましたが、12月7日にオンラインでも開催されました。

企業ブース訪問では各ブースに分かれて、PCやスクリーンに投影された動画を見たり、企業の担当者より仕事の説明を受けたりしました。参加高校生はメモを取ったり質問をしたりして、真剣にその企業や職種について知ろうとする姿が見られました。

また、就職セミナーでは「経営者からのメッセージ」や「先輩社会人からのメッセージ」、「経営者・先輩社会人のインタビュートーク」が開催され、参加高校生は真剣な様子で話を聞いていました。

●高校生より
・進学希望だが、就職するときは家から通える県内企業を希望している。
・パソコンが得意なので事務の仕事を考えている。
・県内就職希望。将来結婚したら、やっぱり親の近くが安心だから。
・企業の圧もすごいのかと緊張と不安があったが、皆優しくて話も分かりやすかった。
・県内の建設業を希望していて話を聞いたら、とても分かりやすく説明してもらった。
・大学進学を希望しているが、進学後の就職先についてはまだ考えていない。

●企業の担当者より
・今年の採用活動については、県内も多いがAターンも多くみられる。
・内定辞退者もでました。
・高卒採用には専門的なことは求めていないので、普通科卒業でも嬉しい。
・今日の説明では、専門的な言葉をあまり使わずに、仕事・職場内容が伝わるように意識しました。
・参加の生徒たちの聞き方や質問などを見ると、関心を持って参加してくれたように思います。

高校生の皆さんは、卒業してからの進路がまだはっきりと見えていない人も数多くいることでしょう。また、希望の進路を決めても、それからも迷ったり悩んだりすることもあると思います。そんなときは、両親や先生などの周りの大人たちに話を聞いたりいろいろ調べたりして、自分のやりたいことや興味のあること、自分の優先順位と照らし合わせてみましょう。就職であれば、仕事の内容を「よく知る」ことで、入社してからの「なんか違う」を減らせると思います。今回のような機会を活用し、高校生の皆さんが自分に合った企業や職業に出会えるよう、応援しています。

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