秋田製錬が「緑化優良工場等東北経済産業局長表彰」を受賞


前列中央左は東北経済産業局長 平井淳生さん
前列中央右は秋田製錬社長 富樫林太郎さん

この度、秋田製錬株式会社(秋田市飯島)は、経済産業省による2021年度緑化優良工場等表彰(通称:全国みどりの工場大賞)において、「東北経済産業局長表彰」を受賞しました。

おめでとうございます!

この賞は、 工場立地法の精神を踏まえ、工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境保全、向上に顕著な功績のある工場を表彰する制度です。同表彰は1986年度から実施されており、県内の工場が受賞するのは95年度のエス・オー・シー秋田工場以来、なんと26年ぶりのことです。

先月24日、秋田市の秋田製錬事務所内で行われた表彰式では、東北経済産業局の平井淳生局長が秋田製錬の富樫林太郎社長に表彰状を手渡しました。

富樫社長は「脱炭素化を目指し、燃料転換や省エネを推進してきました。今後も社内のみならず、近隣地域の環境保全に尽力していきたいです」と語りました。


秋田製錬全景「緑の中の製錬所」

秋田製錬は1971年に設立され、今年50周年を迎えました。現在、国内最大となる年間20万t以上の亜鉛地金を生産しています。また、高い技術力により廃棄物がほとんど発生しないヘマタイトプロセスを世界で唯一採用し、環境負荷の低い亜鉛生産を実現しています。

建設にあたっては「緑の中の製錬所」と位置づけ、敷地境界沿いに松林を残し景観を損なわないように工夫したほか、2005年にはISO14001を取得し、環境改善及び維持管理に積極的に取り組む中で、周囲の松林と景観の調和も図り、海岸地域の緑化に大きく貢献してきました。また、見学会等を開催し、地域交流にも取り組んでいます。これらの活動が評価され、この度の表彰となりました。

秋田製錬は今後も「緑の中の製錬所」として、地球環境に配慮した形で亜鉛地金を生産するとともに、緑化や環境保全、地域貢献を推進していくと、活動報告で決意を新たにしています。

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