男鹿海洋高校企業ガイダンス「トップが語る秋田の魅力」レポート

2021年10月26日、秋田県立男鹿海洋高等学校で1年生28名を対象に行われた企業ガイダンスを見学・取材に行ってきました。今年は、実際に先輩たちが就職した県内企業の方々をお招きした各ブースを生徒たちが訪問して企業の説明を聞くという、男鹿海洋高校では初の試みとなる形式で行われました!

第1部は就職支援員の小野明美さんが「ふるさと企業紹介」と題して全体講話を担当。パソコンルームで開催され、生徒たちは各々のパソコン画面に共有される資料を見ながら講話を聞きました。小野さんは、生徒たちに自分の将来をどのように考えているのか、高校卒業後に就職または進学を選んでも、いずれ学生という立場を終えて社会人として歩んでいくことになる、と話しかけます。そして秋田県の重点産業である5分野(自動車、航空機、新エネルギー、医療福祉機器、情報)の企業についての説明を、生徒たちはパソコンの画面を見ながら真剣な様子で話を聞いていました。

第2部は体育館に会場を移し、企業ごとにブースを設置した企業説明会の形式で開催されました。
ブースには参加企業9社(医療法人正和会、秋田曳船株式会社、株式会社杉貞石材、秋田基準寝具株式会社、株式会社プライムアシスタンス、株式会社寒風、ユナイテッド計画株式会社、株式会社アマノ、大潟村あきたこまち生産者協会)(順不同)が参加しました。企業パンフレットのほか、パソコンや体育館の壁に投影された企業紹介を熱心に聞き、積極的に質問をするなど真剣に将来を考える生徒たちの姿が見られました。

生徒の声
・今回のこのガイダンスには来ていない業種だけれど、将来は美容師になりたいと思っています。
・憧れているのは大工さん。自分で作ったものが残っていくのが、すごいと思うからです。
・まだ自分の将来は全然イメージできない。いろいろと調べたり話を聞いたりしたいです。

企業の声
・今年は大卒採用よりも高卒採用が難儀している状態です。
・高卒での就職を避けて進学を選ぶ生徒も多いと聞いています。
・今年はまだ高卒採用が決まっていないが、今まで実績のある高校に訪問をして、なんとか採用したいと思っています。

生徒たちは「働く」ということに対してとても真剣な姿勢で参加していました。
これからも先輩や先生、家族などからたくさんの話を聞き、またいろいろと情報を集め、自分に合う職種や企業に出会えるよう、応援しています!

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