2022年6月8日(水)から9日(木)の2日間、ANAクラウンプラザホテル秋田で、「秋田県合同就職面接会」が行われました。
当日は企業ブースが設置され、2日間で企業191社(1日目100社、2日目91社)と2023年3月に卒業(修了)予定の大学(院)、短大、高専、専修学校等の学生及び既卒者159名(1日目77名、2日目82名)が参加しました。昨年に比べ参加した学生の数は少なかったものの、主催者側からは「もう決まった学生が多いのかも知れない」との声が聞かれました。
今年も各ブースには飛沫防止用のパーテーションが設置され、マスク着用、手指消毒や検温など、新型コロナウイルスの感染防止対策が徹底されていました。秋田県内では新型コロナウイルスの感染状況も少しずつ落ち着きを見せ始め、先日は秋田県の感染警戒レベルが「2」から「1」に引き下げられました。
オンライン面接等も定着してきていますが、対面で開催された就職面接会では「やはり対面だと雰囲気もわかりやすい」「オンラインでの就職活動が多かったので、実際に働いている人の話を聞けて良かった」と、学生と企業の双方から対面を喜ぶ様子がうかがえました。
参加した学生からは、
・情報関係の学習をしているので、できればそちらの方向に就きたいが、良い機会なので様々な業種の話を聞きたい。
・事務職を希望しているが、話を聞いて、かなり狭き門だという事を実感した。
・午前は1社気になっている企業の話を聞けたので、午後にもう1社の話を聞きたいと思う。
・話を聞いて、企業が様々なサポートをしていることがわかり、魅力的な企業が多いな、と思った。
・できれば自宅から通える福祉の企業を希望している。
などと、県内での就職に意欲的な声や、様々な企業に一度に会える機会を喜ぶ声が聞かれました。
参加された企業の採用担当者からは、
・採用状況が厳しく、数年前から高卒採用も始めた。
・採用に苦戦している。
・オンラインでの採用活動がここ最近多かったが、対面で学生と会えるこの機会は雰囲気も分かりやすく、ありがたい。
・大学の内定率が高く、今回の参加学生の数が昨年よりも少ない印象。
・目当ての1社の話だけを聞いて帰ってしまう学生が多いようだが、せっかくのチャンスなので希望する企業以外にもたくさんの企業の話を聞いてほしかった。
・専門性の高い分野なので、県内の窓口自体が少なく、苦戦している。
など、採用活動に苦戦する様子が感じられました。
今回のように数多くの企業と会えるチャンスを是非有効に活用し、春には希望に胸を膨らませた社会人の第一歩を踏み出してほしいですね。
応援しています!